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欧米に比べて遅れている歯科矯正

矯正歯科

歯並びに関して日本は他の先進国よりも遅れている、ということをご存じでしょうか。昔から日本では歯並びをあまり気にしない傾向がありました。また欧米人に比べて鼻が低くあごが小さいという骨格的な問題もあり、歯並びが悪くなりやすいのです。

一方、肉食文化の長い欧米では、歯並びはその人の教養、家庭環境、文化的背景を表すものとされ、早い段階で歯並びを整えることが親の責任として普通に行われています。このため矯正治療については、子供向けの治療のほうが歴史があるのです。
最近ではグローバル化の影響もあり、日本においても矯正によって欧米並みの美しい歯並びを手に入れ、笑顔に自信をもってビジネスや生活を楽しむ人が増えてきました。

お子さんのときに矯正を始めることが大事矯正歯科
近年、食生活の変化に伴って噛む力が弱く、あごの発達が遅れて歯並びの悪いお子さんや、あごの成長が不十分なお子さんが増え、お子さんの歯科矯正を行いたいというご両親からの相談も多く寄せられています。

当院ではお子さんの矯正治療に力を入れており、毎月1回、矯正専門医による矯正治療を行っています。お子さんの矯正治療は、あごが成長段階にあり、永久歯に生え変わる前に始めることが望ましいです。一般に大人になってからの矯正に比べて期間が短くてすみます。また、歯並びに関してコンプレックスをもつこともなくなります。

あごの成長段階にあるお子さんが矯正治療を受けることには、大きなメリットがあります。

●歯を抜かずに治療できることが多い
お子さんのあごの成長段階にあわせてあごの骨を広げるなど無理なく矯正できるので、歯を抜かずに治療できる場合が多いのです。

●虫歯になるリスクを減らすことができる
歯並びが悪いとどうしても磨き残しが出ます。また口を開けたままの状態では唾液の量が少なくなり、虫歯になりやすくなります。

●指しゃぶりなどの悪い習慣を直すことができる
悪い歯並びの原因となる、お子さんの癖もあわせて直していきます。

●精神的、費用的負担を軽くすることができる
お子さんの矯正は大人に比べて痛みが少ないのが特徴です。また、治療期間が短くて済む場合がほとんどです。お子さんの段階で治療を受けておくと、永久歯に生え変わってから抜歯をしなくて済んだり、矯正治療そのものが不要になる場合があります。

歯並びの問題にもタイプがあります

お子さんの歯並びの悪さには、歯の土台となるあごの骨の大きさや、くちびるや舌の使い方の癖が大きく影響しており、それを根本的に治さないと、大人になってからの矯正が大きな負担になります。お子さんの歯並びでよくあるケースをみてみましょう

歯並びがデコボコ(叢生)叢生
主にあごの骨が小さいために起こります。乳歯の段階からデコボコに生えているようだと、永久歯に生え変わるとさらに歯並びが悪くなることが予想されます。

出っ歯(上顎前突)出っ歯
上の前歯が舌の前歯よりも極端に前に出ている状態です。指しゃぶり、舌で前歯を押す、口呼吸などの癖によって起こります。

開咬開咬
上下の歯をかみ合わせると、奥歯はかみ合うが前歯には隙間ができている状態。前歯の間から口の中が見えてしまい、また口をぽかんと開けていることがよくあります。主な原因は口呼吸や指しゃぶりです。

受け口(下顎前突)受け口
下の歯が上の歯にかぶさっている状態。あごの骨の問題(下あごの過度な成長か上あごの成長不足)や、歯の傾斜の問題(上の歯が後ろに傾斜しているか、下の前歯が前に傾斜しているなど)が考えられます。あごの骨の問題の場合は、骨格の成長と関わるため早めの治療が必要です。

治療は専門医が2段階に分けて行います

当院では矯正の専門医が治療にあたっています。お子さんの矯正治療は大きく2段階に分けて行われます。

矯正歯科●第1期
主に骨格の矯正です。乳歯のときはあごの骨が成長段階にあるので、骨格のバランスを整えて歯がきれいに並ぶスペースを作っておきます。6歳頃から行うことができ、この治療を行うことで、第2期の治療が短期間で済んだり、抜歯の本数が少なくなったり、治療そのものが必要なくなる場合も多いものです。

矯正歯科●第2期
永久歯が生えそろってから行う、大人の治療と同様の矯正です。ワイヤーなどを使用して、歯並びを整えていきます。子供の頃の歯並びのでこぼこが強い場合は、第2期の治療が必要になります。中学生でも行えますが、高校受験が済んだ後、高校1年生頃に行う方が多いようです。

シンプルな装置で最大限の効果を上げます
第1期での代表的な矯正方法をご紹介しましょう。

【床矯正】
お子さんの矯正治療の基本となるものです。プラスチックのプレートに金属のバネやねじがついた装置で、徐々にあごを広げていき、永久歯が並ぶスペースをつくり、上下のあごのバランスを安定させます。マウスピース型の装置もあります。
当院では白いセラミックの装置を使用しています。

【習癖除去装置】
お子さんの歯並びが悪くなる大きな原因は、指しゃぶり、舌で歯を前に押す癖、口呼吸などの習慣です。習癖除去装置は、こうした悪い習慣をなくすための装置です
指しゃぶりをなくす装置は上あごの前歯の裏側にワイヤーのフェンスを装着します。
舌で歯を押す癖をなくす装置も同様に、ワイヤーのフェンスなどを使用します。
ほかにもくちびるの筋肉を鍛える装置などがあり、お子さんに合わせて治療に取り入れています。

お子さんとのコミュニケーションを大切に

矯正歯科専門医が大切にしていることは、まずお子さんとよくコミュニケーションを図り、お子さんが進んで治療を受ける雰囲気作りをしています。
お子さん向けの矯正装置はそれほど痛みを伴うものではありませんが、取り外しできる装置が多いため、お子さん自身がいやがって外してしまったり、面倒くさがってつけてくれないと効果がありません。

そこで、お子さんが装置をつけて状態が少しでも改善されていたらほめる、つけていない時はつけたらどのように良い方向に変わるかをわかりやすく説明するなど、丁寧に対応してお子さんのやる気を引き出していきます。
お子さんが少しでも歯並びが良くなってきたと実感されれば、あとは順調に進めることができますので、ご両親にもご協力をお願いしています。

お子さんの矯正治療は早めにスタートすることで最大限の効果を上げられる場合がほとんどで、治療開始年齢としては小学校に入学された6歳頃から9歳頃までがベストと言われます。ただし、症状によってはもっと早いほうが良かったり、遅く始めてもそれほど問題がない場合もあります。お子さんの歯並びが気になる場合は、ぜひ一度ご相談ください。お子さんの歯並びの状態、あごの状態などを含めて治療開始時期を判断します。

大人になってからでも大丈夫

当院では大人の矯正治療も行っていますので、お気軽にご相談ください。
当院における基本的な治療の流れをご説明します。

<矯正治療の流れ>
1. 矯正相談矯正治療の流れ
まずは、お悩みやご希望などを伺います。患者さんのご質問には、当院資料を用いながら丁寧にお話しします。

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2. 精密検査矯正治療の流れ
治療に必要なレントゲン、写真、模型を含めた精密検査を実施します。

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3. コンサルティング矯正治療の流れ
精密検査の結果をもとに患者さんの現在の状態、治療方針、費用などをお話しします。それにもとづいて、矯正治療を開始するかどうか患者さんに決めていただきます。コンサルティングの後、治療を開始するかどうかもう一度じっくりとお考えください。

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4. 矯正前治療・装置装着矯正治療の流れ
虫歯や歯周病などがある場合は、矯正装置を付ける前に治療します。矯正装置を装着すると、はじめは違和感があるかも知れませんが、1週間程度で慣れてきます。

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5. ブラッシング指導矯正治療の流れ
矯正治療の最中は虫歯にならないように心がけることが大切です。定期的なチェックと歯ブラシの仕方などをお伝えします。必要であれば週に1度、ブラッシングチェックを受けていただくこともあります。


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